ども~!ライオン丸です!
マーチンゲール法と言えば、カジノの世界では最も有名なシステムベットであり、精神がぶっ壊れそうなくらい圧迫される賭け方です(汗)
今回の記事では、
- マーチンゲール法で勝負するさいの賭け方
- 選ぶべきゲーム
- 連敗する確率としたときの仮説
- なぜマーチンゲールにハマるのか?
というテーマでお話ししていきます。
マーチンゲール法の賭け方と選択するゲーム
まずは、マーチンゲール法の賭け方、そして勝負すべきゲームについて。
※すでに知ってる人はスルーしてもらって構いません。
勝負するゲームは、配当が1倍(合計ベット額の2倍戻し)を選択するのがセオリーです。
- バカラのプレイヤー
- ルーレットのカラー・奇数偶数・大小
などですね。
配当が1倍だと勝率が高いため、連敗を防ぎやすいからです。
また、バカラのバンカーに賭けるのは的中時コミッション5%が取られるため、マーチンゲールには向きません。
ゲームが決まったら、基本となる初期ベット額を決めます。(例えば1ドルとか2ドルとか)

まずは初期ベット額を赤に賭けたとします。(1ドル)

黒が出てハズレました。

ハズレたので、次は赤に倍の2ドル賭けます。
先ほどの賭け金と合わせて、合計3ドルです。

赤が出て当たりました!
合計3ドル使い、4ドル戻ってきたので1ドル(初期のベット額)が利益になります。

当たったら、また初期ベット額に戻して再スタート。以降は繰り返しになります。
ポイントは、的中時に必ず初期ベット額が利益になること。
5ドルのスタートなら、どれだけ連敗しても倍々に賭けていき、的中時したら必ず5ドルが利益です。
マーチンゲール法の連敗確率
マーチンゲールは適度に当たってくれれば、そのたびに利益になる勝率が高い賭け方ではあります。
しかし、連敗を重ねるごとにベット額が急激に上がっていくわけですね。
では、もし連敗が大きく続いた場合のベット額の増え方や、連敗確率を紹介します。
初期ベット額1ドルで開始。
勝率はフレンチルーレットのカラー(赤黒)で50%と仮定します。
※厳密には50%ではなく48.6%ですが、分かりやすくするため。
ベット額(失う合計額) | 連敗数 | 連敗確率 |
1ドル | 1敗 | 50% |
2ドル(3ドル) | 2連敗 | 25% |
4ドル(7ドル) | 3連敗 | 12.5% |
8ドル(15ドル) | 4連敗 | 6.25% |
16ドル(31ドル) | 5連敗 | 3.12% |
32ドル(63ドル) | 6連敗 | 1.56% |
64ドル(127ドル) | 7連敗 | 0.78% |
128ドル(255ドル) | 8連敗 | 0.39% |
256ドル(511ドル) | 9連敗 | 0.19% |
512ドル(1,023ドル) | 10連敗 | 0.09% |
もし10連敗した場合には、1ドルから始めたにも関わらず合計損失額は1,023ドルに膨れ上がってます。
表にはありませんが、次ゲームでは2,047ドルが必要です。
勝ったとしても利益は初期ベット額の1ドルだけ・・。
「10連敗なんてしないだろ」と思うかもしれませんが、確率は0.09%なので、1,000回試行したら1回出現する可能性がある計算になります。
確かにそう簡単には10連敗しませんが、過去ルーレットの歴史では黒が27回連続で出た記録があるのです。
黒が20回、21回、22回・・と続いて「次こそは絶対赤だ!」と大金を賭けたプレイヤー達のほとんどが、莫大なお金を失ってしまいました。
27連敗は1ドルでマーチンゲールを始めた場合、67,108,864ドルを合計で賭けてることになります。(日本円で約67億円)
もちろん今後は27連続を超える記録が出るかもしれませんし、2度と出ないかもしれません。
なぜ破産するマーチンゲールにハマるのか?
このような理屈を分かっていても、マーチンゲールで勝負する人は後を絶ちません。
理由は単純で「俺がそんな連敗に出くわすわけがない!」と心の底から思ってるからです。
思ってない人だったとしても、サンクコストという心理不可がかかり、途中でやめられなくなる人もいます。
サンクコストとは、パチンコで全然当たらずに熱くなってる人が、「ここまで突っ込んだのにやめられるか!」となってる状態。
もしくは、キャバ嬢にお金をたくさん貢いで「こんなにお金使ったんだから付き合ってくれ!」と吠えてる人が分かりやすいですね。
払った代償を戻そうとする心理が働くことです。
「1ドルで始めて5連敗したらやめよう・・」と決めていても、実際に5連敗したら差し出したお金を戻したくなる衝動に駆られます。
マーチンゲールの恐ろしいのは「たった1回当てれば全て戻ってきて利益になること」
たった1回勝つだけだ!という誘惑が、結局大連敗に繋がってしまうのです。